Nekoya Press

2012-10-30 Tue 02:04

Yokohama.pm#9でトークしてきました

Yokohama.pm #9にて「インターネット広告とPerl、ここ数年の歩み」と題してお話しさせて頂きました。

インターネット広告とPerl、ここ数年の歩み from Ryo Miyake

アドテク関係の人はあまりこういった各言語のコミュニティには姿を現さないイメージが強く、自分もわりとそういう流れに乗るような感じで、ここしばらくあまりオープンとは言えない日々を過ごしていました。

そんな中、YAPCで@myfinderさんが「平均レスポンスタイム50msをPerlで捌く中規模サービスの実装/運用」と題してYAPCでトークして、しかもベストトーク賞3位というかっこいいことをやってのけてくれたことは大変な刺激になりました。

自分が憧れたのはこういう世界だったなーということを思い返している間に、ここ数年のことが思い出されてこういうスライドが出来上がりました。

東京に出てきてからの、この5年間でソーシャルゲーム(主にインフラ)や旅行代理店のサイト(デザインから開発・インフラまで)などもやってきましたが広告というのはなかなかに面白い分野です。

技術的には特異な要素も確かにありますが、とにかく「ふつうのことをふつうにやる」ということに尽きます。

これだけ情報が出そろった今時のWebサービスで未知のトラブルなんてものはそうそうなくて、日々の守りの課題は

  • 手を打たないと危ないのは分かっていたが、手が回らなかった
  • まさかウチの規模でその問題に出くわすとは思わなかった

とは言っても、そういう課題に本当に直面出来る現場というのはそうそうないはずです。

手を抜くと痛い目を見る、逆に言えばちゃんとやればちゃんと結果が付いてくるのが広告の面白いところだと思います。

あとは、ビジネスとエンジニアの距離がものすごく近いことも大きな特徴ですね。

発表に関して言えば、Keynote Remoteを初めて使ってみたんですが、思った以上に快適でした。

以前は無線マウスを持って、ポチポチクリックしてスライドを進めるとかやってましたが、次のページが確認出来ると捗りますね。あとは発表中にタイマーが使えれば言うことないのだけど、どうにかならないかな…

今回は資料作りもiPhone大活躍でした。 前日の朝の通勤電車でEvernoteに草稿を書いて、帰りの電車でKeynoteにペタペタ貼り付けていって、帰ってからいろいろ整えるという流れ。これが21世紀のソリューションや!

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